最後の試験対策
2年目の2学期目。ACFに認定された事もあって、いきなり新入生の数が増えた。クラスに入れなかった生徒もいると聞いてビックリ。私に取ってこれが最後の学期。この学期は、私と同期のテレサはほとんど大きな冷蔵庫、冷凍庫の中で過ごした。2学期目のSous Chefはキッチンには他のSous Chefが休んだ時など以外はずっとキッチンの裏で、お金の計算と何を注文するかなどのつまらない雑用ばかり。まず、毎日のメニューは決まっているから、それを見てキッチンの生徒が私達の所へ注文表を持ってくる。例えば、"キューリ10本、にんじん 10パウンド、鶏肉10パウンド"のような感じで。これがカフェテリア、スープ、サラダバー、レストラン、ブレックファスト、そしてベイキングの担当の生徒達、そしてバンケットがある時はその分も全部揃えないといけなくて、とっても面倒くさい。たまに訳のわからない物を注文する生徒も居て(私も、「味噌汁作るから味噌を買って」と言った事があった)これは特別にキッチン全体のお財布を握っているダイアンの所へ行ってクラスが始まる前に買ってきてもらわないといけない。
朝は野菜や肉などを運んでくるトラックが朝の6時半頃に来るので、それに間に合うように学校へ行って注文した物が全部揃っているかを調べる。そのあとに、キッチンの中のそれぞれの場所に、注文された品物を揃えておいておく。これが終わったら、今度は足りない物を取りに来る生徒がちゃんと用紙に書き込んだ分だけ持って行くかをチェック。この間に冷凍庫、冷蔵庫の中、そして倉庫の中の掃除などをする。ベイキングの生徒が小麦粉が無いといえば、大きな小麦粉の袋をえっちらほっちらとかついでおおきなコンテナにぶちこむ。たまにつぶれてしまった近くのレストランからとてつもない数のバーベキューソースとか名前も聞いた事も無い物が運ばれてくるので、それもちゃんと並べる。週に一度、何がいくつあるかを計算して先生に報告。例えば、キドニービーンズの缶(大)が15コ、ラマビーンズが30パウンド、、、、、などなど。これをするだけで一日が終わってしまう。この他には、生徒が使うエプロンを洗濯屋に出す。あまり使いすぎると奇麗なものが無くなってしまうから、しょっちゅう変えさせないようにする。クラスが終わった後は、生徒全員がちゃんと掃除をしているかをチェックして、サボッて早く帰った人がいないか調べるなんて事もさせられた。
冷蔵庫、冷凍庫の中は勿論寒かった。これが夏だったら気もちよかったのだろうけど、真冬でたまに雪が降っている時なんかもあって、地獄だった。わたしとテレサは手袋とユニフォームの下にはセーター、ズボンの下にはももひきを履いていた。毎日こんなんで、包丁も使わないしキッチンへはたまにウロウロしに行くくらい。この他に、最後の学期には、先生達に採点してもらう最後の試験のような物があった。一人で4人分のフルコースのディナーを作るか、一つ大きなセンターピースを作って、その回りにそれを演出するようなこまごまとした物を作るか。そして、その料理についての10ページくらいのレポートも書く。私はこの最後の一品に何を作るかとても悩んだ。最初は日本の和菓子を作ろうかと思って、ラマビーンズ(白くて大きいマメ)で白あんを作って、あずきの変わりにブラックビーンズであんこを作った。これで"ねりきり"を作ろうかと思ったのだけれども冷蔵庫に"Don't Touch!"と私の名前を書いて貼ってあんこを置いておくと、みんなに「なにこれ〜〜〜!!!気持ち悪い!」と言われた。和菓子の本には、ねりきりを作るには白あんを使うと書いてあったので、挑戦してみたけれどどうしてもうまくいかない。やはり、本を見てその通りにとは行かなかった。そこでそれならウェディングケーキを作ろう!と決めて、キッチンの中にあるミニ図書館でケーキの本を探してきてキャロットケーキとクリームチーズフロスティングで作るウェディングケーキに決めた。これはマジパンで作ったちいさなバラの花がちりばめてあるケーキ。
これを作る日に丁度学校でバンケットがあるので、その時のデザートに出す事になった。まず、すごい数のにんじんの皮をむく所から始まって、マジパンをオレンジ、黄色に染め、ようじにいろんな大きさのバラの花を作ってかわかしていった。これはクリスタリに手伝ってもらって3日くらいかかった。このケーキを完成させる当日は、朝の7時から12時すぎまでずっとこのケーキにかかりっきり。こんなに大変だとは思わなかったけれども無事完成!とても嬉しかったけれども、すっごく疲れた。このケーキをカートにのせて、冷蔵庫へと運んで洗いものをしていたら、同じクラスのハリーというおじさんが「ふみえ、冷蔵庫につぶれてるケーキがあったけど、あれふみえのケーキ?」なんて言ってきた。私が「え〜!!」と驚いたら「ウソウソ〜」と言ってハグをしてくれた。このハリー、最初はとても苦手だったのだけれども、一度慣れてしまったらすごく優しいおじさんだった。一度、マジパンでバーニーという紫色の怪獣を作ってケーキの上に乗せたら(こんなものばかり作っていた私だった)このハリー、ちゃんと同じ紫色に目をつけたかたまりに足跡をくっつけて「ふみえ、バーニーふんずけちゃった」と言ってもってきた。私は「え〜!!どうして〜!!!」と言ったらもう片方の手にはちゃんと私のバーニが居た。この時もみんなで大笑い。このバーニー、次の日には何故かE.Tになっていたのだけれども。。。多分ハイスクールの生徒の仕業だと思う。。。
話しはそれたけれども、このケーキも作り終わって、いよいよキッチンともさようならする日が近づいていた。
朝は野菜や肉などを運んでくるトラックが朝の6時半頃に来るので、それに間に合うように学校へ行って注文した物が全部揃っているかを調べる。そのあとに、キッチンの中のそれぞれの場所に、注文された品物を揃えておいておく。これが終わったら、今度は足りない物を取りに来る生徒がちゃんと用紙に書き込んだ分だけ持って行くかをチェック。この間に冷凍庫、冷蔵庫の中、そして倉庫の中の掃除などをする。ベイキングの生徒が小麦粉が無いといえば、大きな小麦粉の袋をえっちらほっちらとかついでおおきなコンテナにぶちこむ。たまにつぶれてしまった近くのレストランからとてつもない数のバーベキューソースとか名前も聞いた事も無い物が運ばれてくるので、それもちゃんと並べる。週に一度、何がいくつあるかを計算して先生に報告。例えば、キドニービーンズの缶(大)が15コ、ラマビーンズが30パウンド、、、、、などなど。これをするだけで一日が終わってしまう。この他には、生徒が使うエプロンを洗濯屋に出す。あまり使いすぎると奇麗なものが無くなってしまうから、しょっちゅう変えさせないようにする。クラスが終わった後は、生徒全員がちゃんと掃除をしているかをチェックして、サボッて早く帰った人がいないか調べるなんて事もさせられた。
冷蔵庫、冷凍庫の中は勿論寒かった。これが夏だったら気もちよかったのだろうけど、真冬でたまに雪が降っている時なんかもあって、地獄だった。わたしとテレサは手袋とユニフォームの下にはセーター、ズボンの下にはももひきを履いていた。毎日こんなんで、包丁も使わないしキッチンへはたまにウロウロしに行くくらい。この他に、最後の学期には、先生達に採点してもらう最後の試験のような物があった。一人で4人分のフルコースのディナーを作るか、一つ大きなセンターピースを作って、その回りにそれを演出するようなこまごまとした物を作るか。そして、その料理についての10ページくらいのレポートも書く。私はこの最後の一品に何を作るかとても悩んだ。最初は日本の和菓子を作ろうかと思って、ラマビーンズ(白くて大きいマメ)で白あんを作って、あずきの変わりにブラックビーンズであんこを作った。これで"ねりきり"を作ろうかと思ったのだけれども冷蔵庫に"Don't Touch!"と私の名前を書いて貼ってあんこを置いておくと、みんなに「なにこれ〜〜〜!!!気持ち悪い!」と言われた。和菓子の本には、ねりきりを作るには白あんを使うと書いてあったので、挑戦してみたけれどどうしてもうまくいかない。やはり、本を見てその通りにとは行かなかった。そこでそれならウェディングケーキを作ろう!と決めて、キッチンの中にあるミニ図書館でケーキの本を探してきてキャロットケーキとクリームチーズフロスティングで作るウェディングケーキに決めた。これはマジパンで作ったちいさなバラの花がちりばめてあるケーキ。
これを作る日に丁度学校でバンケットがあるので、その時のデザートに出す事になった。まず、すごい数のにんじんの皮をむく所から始まって、マジパンをオレンジ、黄色に染め、ようじにいろんな大きさのバラの花を作ってかわかしていった。これはクリスタリに手伝ってもらって3日くらいかかった。このケーキを完成させる当日は、朝の7時から12時すぎまでずっとこのケーキにかかりっきり。こんなに大変だとは思わなかったけれども無事完成!とても嬉しかったけれども、すっごく疲れた。このケーキをカートにのせて、冷蔵庫へと運んで洗いものをしていたら、同じクラスのハリーというおじさんが「ふみえ、冷蔵庫につぶれてるケーキがあったけど、あれふみえのケーキ?」なんて言ってきた。私が「え〜!!」と驚いたら「ウソウソ〜」と言ってハグをしてくれた。このハリー、最初はとても苦手だったのだけれども、一度慣れてしまったらすごく優しいおじさんだった。一度、マジパンでバーニーという紫色の怪獣を作ってケーキの上に乗せたら(こんなものばかり作っていた私だった)このハリー、ちゃんと同じ紫色に目をつけたかたまりに足跡をくっつけて「ふみえ、バーニーふんずけちゃった」と言ってもってきた。私は「え〜!!どうして〜!!!」と言ったらもう片方の手にはちゃんと私のバーニが居た。この時もみんなで大笑い。このバーニー、次の日には何故かE.Tになっていたのだけれども。。。多分ハイスクールの生徒の仕業だと思う。。。
話しはそれたけれども、このケーキも作り終わって、いよいよキッチンともさようならする日が近づいていた。
2009年1月23日|
カテゴリー:体験記