病院で縫合と注射
夏休みのボランティアが終わる頃。ある日の午後、私は大きなローストビーフのかたまりと、ハム、ターキーのかたまりを電動スライス機で(刃の部分が、ぐるぐると回っている機械)ひたすら一人でスライスしていた。私はこの仕事が大嫌いだったのだけれども、「やって」と言われたらしょうがない。ハム、ターキーが終わって、最後はローストビーフ。疲れと、あとちょっと!という気のゆるみから、してはいけない事をしてしまった。機械にくっついているハンドルで肉をおさえてスライスするのだが、私は小さくなったローストビーフのかたまりを手でおさえてスライスしようとしていた。その時。。。私は「キャー!!」と叫んだ。その十分くらい前に、カフェテリアから同じ様な叫び声が聞こえて、デビーが「今の、ふみえじゃないよね?ビックリした。気を付けてね」なんて言っていたそばから、右手の人さし指をそのスライス機で切ってしまった。キャッと叫んだ瞬間、デビーが「うそでしょっ!!」と言って走ってきた。私は冷静にスライス機のスイッチを止めて、じわりとにじみ出てくる血を水で流した。でも血は止まらない。。。。。そこにクラスのディレクターのクオモが走ってきた。そして「病院に行こう」と言われた。縫うのはかまわない。でも、私は注射が大嫌いだったから、麻酔が怖かった。
スカジットカウンティーホスピタルのエマージェンシールームに連れてかれた。そこには風邪で熱が出たという子供とそのおじいちゃんが座って待っているだけだった。そのあと待合室、病室合わせて1時間以上またされて、やっとドクターがやってきた。クオモは、一生懸命私の気をそらそうとして、自分が死にそうになった事故の話(全然、気はそれなかった。。。)などをしれくれた。私が「ここって、ドラマのERと同じエマージェンシールームなんだね」と言ったら「うん。でも大丈夫。ふみえは命にかかわるような怪我じゃないから」と言われた。そんな事わかってるよ。なんてツッコミをいれようか、なんて思いながら「そうだね」なんて言いながら、注射が怖くてドキドキしていた。
傷自体は浅いけど、長さが1インチ以上あったら縫うらしくて、やはり縫う事になった。麻酔の注射がすっごく痛かった。クオモは「僕の手を握ってな」なんて言ってくれたので、ローストビーフ臭い手でしっかりとクオモの手を握っていた。注射が終わればもうこっちの物。さすがに傷口を見る事はできなかったけど、4針ぬった。「あー。終わった。どうもありがとう」と清々しい気持ちでクオモに言ったら「ふみえ、明日注射打たないとダメだから。保険所に連れてってあげるからね」と言われた。「え?何の注射?」と聞くと「破傷風予防の注射。過去に打った事なかったら、打たないとダメだから」きゃ。。。もう注射はイヤなのに。。学校の駐車場でクラスメイトに会ったから「手きっちゃって、明日注射打つんだって。どんなのか知ってる?」って聞いたら、「うん。オシリにぶっといのを打たれるんだよ」と真剣な顔で言われて、怖くて倒れそうになった。その日の夜、日本の両親に電話をして「私、破傷風の注射打った事ある?」と聞いたら「うん。2歳の時に打ったよ」と言われて「やった〜!!じゃあ、打たなくていいんだ」とルンルンして次の日学校に行った。
次の朝、早速デビーに「ねえ、私破傷風の注射打った事あるんだって。よかった〜」と言ったら「それって、いつ?」と聞かれたので「2歳の時」と言うと「ははは!ナイストラーイ。ふみえ。過去5年間に打ってなきゃダメなんだよ」と言われてしまった。。。オリシに注射なんて、、、絶対にイヤだ。その日クオモの姿を見てなかったから、このまま時間が来て帰れたらラッキー!って思いながらソワソワしていたら、クオモは「忘れるわけ無いじゃん」って言いながらやってきた。
保険所に着くと、カードをもらった。そこには自分が打った注射の記録を書き込んで大切に保管しておくらしい。クオモは「僕も一緒に行ってあげようか?」って言ってくれたけれどもオシリを見られちゃ困るし「一人で大丈夫」と言った。病室、、、というよりも、小さなオフィスで注射を打つのは、今事務をしてくれたおばさん。「シャツの袖をまくって」と言われてほんのちょっとチクッ。これで終わり。「これでおわりなの?」と聞くと「そうよ!お金は7ドルだけど、払えないって言ったら払わなくてもいいから。払えないって事にしておきましょう」と言われてそのオフィスからでた。オシリに打たれなくてよかった〜とホッとした。
「指を切ってから、一週間目くらいに抜糸をしに病院に連れていくからね」とクオモは言ってくれた。その時には、病院のツアーもしようね。なんて。しかし、クオモはだんだん忙しくなっていって「抜糸は自分でしても平気だよ」なんて言う。しょうがないから眉毛を切る小さなハサミで一人抜糸をした。
長い夏学期が終わった。。。
スカジットカウンティーホスピタルのエマージェンシールームに連れてかれた。そこには風邪で熱が出たという子供とそのおじいちゃんが座って待っているだけだった。そのあと待合室、病室合わせて1時間以上またされて、やっとドクターがやってきた。クオモは、一生懸命私の気をそらそうとして、自分が死にそうになった事故の話(全然、気はそれなかった。。。)などをしれくれた。私が「ここって、ドラマのERと同じエマージェンシールームなんだね」と言ったら「うん。でも大丈夫。ふみえは命にかかわるような怪我じゃないから」と言われた。そんな事わかってるよ。なんてツッコミをいれようか、なんて思いながら「そうだね」なんて言いながら、注射が怖くてドキドキしていた。
傷自体は浅いけど、長さが1インチ以上あったら縫うらしくて、やはり縫う事になった。麻酔の注射がすっごく痛かった。クオモは「僕の手を握ってな」なんて言ってくれたので、ローストビーフ臭い手でしっかりとクオモの手を握っていた。注射が終わればもうこっちの物。さすがに傷口を見る事はできなかったけど、4針ぬった。「あー。終わった。どうもありがとう」と清々しい気持ちでクオモに言ったら「ふみえ、明日注射打たないとダメだから。保険所に連れてってあげるからね」と言われた。「え?何の注射?」と聞くと「破傷風予防の注射。過去に打った事なかったら、打たないとダメだから」きゃ。。。もう注射はイヤなのに。。学校の駐車場でクラスメイトに会ったから「手きっちゃって、明日注射打つんだって。どんなのか知ってる?」って聞いたら、「うん。オシリにぶっといのを打たれるんだよ」と真剣な顔で言われて、怖くて倒れそうになった。その日の夜、日本の両親に電話をして「私、破傷風の注射打った事ある?」と聞いたら「うん。2歳の時に打ったよ」と言われて「やった〜!!じゃあ、打たなくていいんだ」とルンルンして次の日学校に行った。
次の朝、早速デビーに「ねえ、私破傷風の注射打った事あるんだって。よかった〜」と言ったら「それって、いつ?」と聞かれたので「2歳の時」と言うと「ははは!ナイストラーイ。ふみえ。過去5年間に打ってなきゃダメなんだよ」と言われてしまった。。。オリシに注射なんて、、、絶対にイヤだ。その日クオモの姿を見てなかったから、このまま時間が来て帰れたらラッキー!って思いながらソワソワしていたら、クオモは「忘れるわけ無いじゃん」って言いながらやってきた。
保険所に着くと、カードをもらった。そこには自分が打った注射の記録を書き込んで大切に保管しておくらしい。クオモは「僕も一緒に行ってあげようか?」って言ってくれたけれどもオシリを見られちゃ困るし「一人で大丈夫」と言った。病室、、、というよりも、小さなオフィスで注射を打つのは、今事務をしてくれたおばさん。「シャツの袖をまくって」と言われてほんのちょっとチクッ。これで終わり。「これでおわりなの?」と聞くと「そうよ!お金は7ドルだけど、払えないって言ったら払わなくてもいいから。払えないって事にしておきましょう」と言われてそのオフィスからでた。オシリに打たれなくてよかった〜とホッとした。
「指を切ってから、一週間目くらいに抜糸をしに病院に連れていくからね」とクオモは言ってくれた。その時には、病院のツアーもしようね。なんて。しかし、クオモはだんだん忙しくなっていって「抜糸は自分でしても平気だよ」なんて言う。しょうがないから眉毛を切る小さなハサミで一人抜糸をした。
長い夏学期が終わった。。。
2009年1月23日|
カテゴリー:体験記