インストラクターになる。
夏休みにカフェテリアで一緒に働いていたデビーが学校を辞める事になった。デビーは、私たちの授業が終わったあとにあるお料理クラスで、近くの高校生にお料理を教えていた。この高校生のクラスは、本当に料理が好きな生徒、もしくは学校の授業についていけない生徒が、卒業する為に単位を稼ぐためのクラスである。デビーがやめてしまって、クオモがSous Chefのみんなに「アシスタント インストラクターをやってみない?」と言ってきた。でもみんな「イヤだよ。そんなの疲れる」と言っていた。そりゃそうだ。朝の7時からクラスが始まって終わるのが2時。ハイスクールのクラスが始まるのが2時半で終わるのが6時。それが月曜から木曜まで毎日。学校でバンケットがある時は、そのお手伝いもしないといけない。考えただけで疲れた。特に、私は夏から知り合いの日本人女性の家に引っ越しをして、学校から車で45分もかかる所だったのでムリムリ。と思っていた。しかし、誰もやってくれないと困るというので、クオモは私一人をオフィスに呼んで「やってみない?」と言って来た。自給5ドル。5ドルにしてはかなりキツい仕事である。シェフ ドンに相談したら、「学校で働いたら、移動しなくてもいいし、週末はお休みできるよ。やってごらんよ」と言ってくれた。
クオモに「やってみる」と言うと喜んでくれた。早速その日から残って授業。インストラクターは、前学期までアシスタントだったカーメン。コスタリカの人で、スペイン語も話す。とても良い人で仲良くしていたので、これは安心だった。生徒達は、全部で約25人。メキシコ人が多く、みんなスペイン語と英語を話す。白人の生徒は10人くらいだった。このメキシコ人の生徒の中には、ギャングのメンバーも居ると聞いて、かなりビビッた。ほとんどが男子生徒だったのだけれども、みんな背が高くヒゲを生やしている生徒も多い。日本の高校生でヒゲ生やして学生服なんて見た事ない。女生徒達も、化粧バッチリでやたらきれい。
最初、ちょっと怖くて始めの一週間はとっても優しくしていたのだけれども、ある日生徒に「へー。何にでもニコニコするんだね」と言われてから私は変わってしまった。それからは、かなりイヤーなコワイ姉ちゃんに変身したのだった。つまみ食いをする生徒には、怒鳴りつけ、歌を歌出だす生徒達には「歌やめる?それともクラスやめる?」なんて言っていた。ちゃんと普通に良い生徒も半分くらい居たので、大抵はその子達に教えていた。クラスでは、ベーキングとフードプレップにわかれて、次の日にカフェテリアで出すクッキーやパン、シナモンロールなんかを焼いたり、サラダバーの掃除、準備などもした。バンケットがある時には、その準備。ウェイトレス、ウェイターにする生徒達には、そのやり方を教えたりなどもした。レシピも自分で考えて、サラダやクッキーやコーヒーケーキなどを作らせたり、日本のパンの本を持っていって、ゾウとか恐竜の形をしたパンを作らせたりもした。
生徒達がちゃんとやる事をやってくれれば、私も怒らない。でも、髪形が気になる女生徒達は、ちゃんとキッチンハットをかぶらなかったり、爪を凶器になるくらい伸ばしていたりする。爪は短く切らないと、きたないから切りなさいと言っても切らない。カーメンに相談しても、同じスペイン語を話すからなのかどうしてもメキシコ人の生徒達には甘い。この事をクオモに相談したのだけれども、クオモからカーメンに「ちゃんと衛生上の規則は守らないとダメだ」と言ってもらっても、カーメンは「もう一度チャンスを上げたい」なんて言って怒らない。一部の悪い生徒達が、他の生徒達にいちゃもんつけたりして、キッチンの中でケンカも始まったりもした。一部の生徒達は「カーメンは、悪い子達にも甘すぎる。私、影でいじめられているんだから」なんて言って来る子も居た。
いろんなゴタゴタはあったけれども、どうにかこの学期は終わった。自分のクラスよりも、このハイスクールのクラスでかなり忙しかったような気がする。
クオモに「やってみる」と言うと喜んでくれた。早速その日から残って授業。インストラクターは、前学期までアシスタントだったカーメン。コスタリカの人で、スペイン語も話す。とても良い人で仲良くしていたので、これは安心だった。生徒達は、全部で約25人。メキシコ人が多く、みんなスペイン語と英語を話す。白人の生徒は10人くらいだった。このメキシコ人の生徒の中には、ギャングのメンバーも居ると聞いて、かなりビビッた。ほとんどが男子生徒だったのだけれども、みんな背が高くヒゲを生やしている生徒も多い。日本の高校生でヒゲ生やして学生服なんて見た事ない。女生徒達も、化粧バッチリでやたらきれい。
最初、ちょっと怖くて始めの一週間はとっても優しくしていたのだけれども、ある日生徒に「へー。何にでもニコニコするんだね」と言われてから私は変わってしまった。それからは、かなりイヤーなコワイ姉ちゃんに変身したのだった。つまみ食いをする生徒には、怒鳴りつけ、歌を歌出だす生徒達には「歌やめる?それともクラスやめる?」なんて言っていた。ちゃんと普通に良い生徒も半分くらい居たので、大抵はその子達に教えていた。クラスでは、ベーキングとフードプレップにわかれて、次の日にカフェテリアで出すクッキーやパン、シナモンロールなんかを焼いたり、サラダバーの掃除、準備などもした。バンケットがある時には、その準備。ウェイトレス、ウェイターにする生徒達には、そのやり方を教えたりなどもした。レシピも自分で考えて、サラダやクッキーやコーヒーケーキなどを作らせたり、日本のパンの本を持っていって、ゾウとか恐竜の形をしたパンを作らせたりもした。
生徒達がちゃんとやる事をやってくれれば、私も怒らない。でも、髪形が気になる女生徒達は、ちゃんとキッチンハットをかぶらなかったり、爪を凶器になるくらい伸ばしていたりする。爪は短く切らないと、きたないから切りなさいと言っても切らない。カーメンに相談しても、同じスペイン語を話すからなのかどうしてもメキシコ人の生徒達には甘い。この事をクオモに相談したのだけれども、クオモからカーメンに「ちゃんと衛生上の規則は守らないとダメだ」と言ってもらっても、カーメンは「もう一度チャンスを上げたい」なんて言って怒らない。一部の悪い生徒達が、他の生徒達にいちゃもんつけたりして、キッチンの中でケンカも始まったりもした。一部の生徒達は「カーメンは、悪い子達にも甘すぎる。私、影でいじめられているんだから」なんて言って来る子も居た。
いろんなゴタゴタはあったけれども、どうにかこの学期は終わった。自分のクラスよりも、このハイスクールのクラスでかなり忙しかったような気がする。
2009年1月23日|
カテゴリー:体験記