ドライクリーニング「化学やけど」に注意
ドライクリーニング「化学やけど」に注意 (読売新聞朝刊 11/28)
| 溶剤が肌に浸透ー着用は陰干ししてから |
| クリーニングから戻ったばかりの衣服を身に着けた時、皮膚が赤くはれ上がり、やけどのように水ぶくれができることがある。ドライクリーニングの溶剤などが 原因で起きる「皮膚やけど」と呼ばれる皮膚のトラブルで、クリーニングに出す機会が増える冬場に多い。一度陰干ししてから着用するなど注意が必要だ。 |
| 60歳代のある女性は、今年2月、外出先で正座をしていたときに、太ももが徐々に熱くなって、座っていられなくなった。スラックスの布に皮膚が強く押しつ けられた太ももの裏側がはれていたため、クリーニングから戻ってきたばかりのスラックスが原因と思い、すぐに家に戻って着替えたが、はれは治まらない。だ んだんやけどのように赤くはれ上がり後日、病院で「化学やけど」と診断された。 |
| 日本通運健保組合東京病院皮膚科の斎藤文雄さんによると、化学やけどは、皮膚を刺激する薬剤が肌に触れたり、ついたりすることで引き起こされる接触皮膚炎 の一種。うるしと同じで皮膚ががぶれたようになる。ドライクリーニングに使われる溶剤のほか、灯油やガソリンで起きることもある。 |
| 国民生活センターが今秋まとめた、クリーニング溶剤による皮膚トラブルなどの事故件数は、88年4月から今年10月末までで174件。月別に分析すると、 秋から冬にかけて被害が増え、ピークは1月になっている。秋冬物の衣類にはドライクリーニングに出す素材が多いためらしい。 |
| 衣類別に見ると、ズボンでの被害が73%で、合成皮革製品に多い。皮膚に密着しやすいことや、溶剤がこもりやすいことが原因と見られる。 |
| 斎藤さんは「皮膚に異常を感じたら、できるだけ早く脱いで」とアドバイスする。最初は皮膚がピリピリ、チクチクする感じだけだが、着続けると赤くはれて、 水膨れができる。クリーニングの溶剤は短い時間で表皮の奥の真皮まで浸透し、やけどのような傷跡やシミがなかなか消えないケースもある。「肩パットなど乾 きにくい部分は、溶剤が残っている可能性が高いので要注意」と呼びかける。直接肌に衣類がふれなくても、ストッキングや下着を通って、皮膚に炎症を起こす こともある。 |
| 治療は炎症を抑える軟膏を塗る方法が中心。国民生活センターによると、2週間程度の治療で治るケースが25%と一番多いが、治るまで1ヶ月以上かかった重傷の人も23%にのぼった。 |
| 同センターでは、クリーニングから戻った衣類は、すぐに袋から出し、石油のにおいなど異臭がした場合は、店に再処理を依頼するか、風通しのいい屋外でにおいがしなくなるまで陰干しすることを勧めている。 |
2009年1月11日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:ぴかり!最新TOPICS
トラックバック(0)
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.candychild.com/funinchiryo/mt-tb.cgi/42
http://www.candychild.com/funinchiryo/mt-tb.cgi/42
コメントを投稿する
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)