愚者

ブランクルーン
知られざるもの、究極
運命、全ての可能性、潜在能力
タロットカードのフール(愚者)にあたる。
元々、愚者のカードに番号がなかったことを考えると、意味の類似も納得できる。
このルーンは、終わりと始まり、混沌とまとまり、相反する存在を示す。
カテゴリー:愚者
先祖

オダル、オースィラ、エゼル
(先祖)
先祖の影響、遺産、土地、故郷、変化
一時的な喪失・獲得
ルーンのアルファベットの最後の文字。
真実を求める苦難の旅の終わりを示す。
カテゴリー:先祖
夜明け

ダエグ、ザガズ
(夜明け)
夜明け、突破、超越、昼、日光
大きな変化、認識、新しい心構え
フェンリス狼が太陽と月を飲み込み、世界は闇に包まれた。
大地も山も崩れて、世界は崩壊する。
だが、やがて古い太陽の娘が生まれ、世界は再生する。
カテゴリー:夜明け
豊穣

イング
(豊穣)
神、多産、新しい始まり
成就、完了、英雄
エネルギー、力、創造
「戦車で旅する者」という意味を持ち、フレイ神を表すルーン。
カテゴリー:豊穣
水

ラグ、ラグズ
(水)
水、流れ、導く者、海
定められた物、法律
独創性、隠れた影響力
水は全ての世界を巡る。
水なくして、生命ははぐくまれない。
その大切さを全ての者は知っていた。
カテゴリー:水
人間

マン、マンナズ
(人間)
人間、自己、自我、自己反省、謙遜
神々は滅び、世界は人間の手に移った。
神の護りは失われ、運命は自らの手で切り開くことになる。
カテゴリー:人間
馬

エフ、エフワズ
(馬)
活動的、前進、動作、馬
自我、改良、遅い進行
馬は、しばしば犠牲獣として神に捧げられた。
オーディンの乗る馬は、8本足のスレイプニル。
馬は北欧の大地に欠かせない神聖な獣であるカテゴリー:馬
誕生

ベオク
(誕生)
成長、誕生、春、開発
発展、幸運な出来事
美しく緑を茂らせる樺(かば)の樹を表すルーン。
成長や繁殖のシンボルでもある。
カテゴリー:誕生
テュール神

テュール、ティウ、ティワズ
(テュール神)
戦士、正義、壮麗、栄光
力強い行動、根性、星
テュールは、戦いの神であり、勇気の神である。
フェンリス狼を捕らえる為に、その手を狼の口に差し入れたこともある。
カテゴリー:軍神テュール
太陽

シギル、ソウェル
(太陽)
全体性、生命力、太陽、輝き
創造、成功、熱、健康、調和
夏になると沈まなくなる太陽。
北欧においては、太陽は生き物をはぐくむ生命そのものである。
カテゴリー:太陽
保護

エオル、アルギズ
(保護)
保護、防衛、忍耐力
セッジ(スゲ科の植物。沼地に生える)
大鹿、庇護、隠れ場所
警告、パトロン
様々なものに護られて人間は生きている。
その恩恵を忘れた時、静かに滅びは近づいてくる。
カテゴリー:保護
炉

ペオズ、ペルス
(炉)
隠されたもの、秘密、さいころ
隠れた練習、予期せぬ変化、賭け
ギャンブル
自分の運命を他人に預けることを表す。
虚偽や、策を弄する神、オーディンを表すルーンでもある。
カテゴリー:炉
死

エオ、エイフワズ、ユル
(死)
防衛力、いちいの木、死
注意深く計画する必要性
北欧神話の中で、もっとも重要な「死」はバルドルのもの。
神々の中でもっとも愛されていたバルドルの死に、全ての者が歎き悲しんだ。
−−彼を死に追いやった、邪神ロキを除いては。
カテゴリー:死
大地

ゲル、イェーラ
(大地)
一年、収穫、夏、豊作、重労働
有利な結果
やせた土地での畑作は厳しい。
寒波、日照り、様々な自然の試練を乗り越えて、実りの季節を迎える。
苦労が大きいほど、得る喜びも大きいものだ。
カテゴリー:大地
氷

イス、イーサ
(氷)
氷、静止、冬、静寂
遅延、犠牲の必要性
冬は休息の時間。
何もかもが白く染まり、動くものなど何もない。
耳が痛くなる程の静寂の中で、ひたすら春が来るのを待ちわびる。
カテゴリー:氷
必要

ニイド、ナウシズ
(必要)
必要性、苦難、束縛、抑制の必要性
棒
北欧神話のトリックスター、ロキは、あまりのいたずら−−光の神バルドルを殺すほど、悪意のこもった−−の為に、捕らえられ、毒のしたたる岩に束縛される。
いずれ来る、神々の滅びの日まで。
カテゴリー:必要
雹

ヘゲル、ハガラズ、ハガル
(雹(ひょう))
破壊的な自然の力、計画の失敗
変化、中断
嵐、地震、豪雨
大自然の脅威の前には、人間はなすすべもない。
ただ吹き飛ばされぬよう、身を縮めて嵐が通り過ぎるのを待つばかりである。
カテゴリー:雹
喜び

ウィン、ウニョー
(喜び)
幸せ、喜び、牧草地、光、洞察力
復旧
北欧の冬は長く厳しい。
その分、春が来たときの喜びは大きい。
何もなかった大地に緑があふれ、動物たちが活発に動きはじめる。
ウィンは、人々の期待と望み、喜びを表す。
カテゴリー:喜び
贈り物

ギフ、ゲボ、ギュフ
(贈り物)
贈り物、パートナーシップ
物惜しみしないこと
他人との関係上の愛や分担
北欧神話で贈り物といえば、小人の作った首飾りブリシンガメン。
手に入れる為に、女神フレイヤはこれを作ったこびとたちと床を共にする。
物欲をとるか、貞節をとるか、このルーンは二者択一をも表している。
カテゴリー:贈り物
火

ケン、ケーナズ
(火)
火、たいまつ、開放、船、炉火
希望、新しい取り決めと古い状況
炎は、北欧の辛い冬から人間を守る。
その反面、全てを奪い取るものでもある。
カテゴリー:火
輪

ラド、ライゾー
(輪)
旅、馬に乗る、騎馬、知識の探求
移動、継続
輪を運命と解釈すれば、人間の運命を司る女神、ノルンたちと考えることができる。
カテゴリー:輪
オーディン神

オス、アンサズ
(オーディン神)
印、使者、河口、神、英雄
アドバイスや指導を受ける
智恵と戦いの神オーディンを表す。
ルーン詩編の中では、「オスは全ての言葉の源」という一説があり、オーディン神が最初に拾い上げた文字とされる。
カテゴリー:オーディン神
トール神

ソーン、スリサズ
(トール神)
とげ、巨人、偉大な精神、熟考
期待、忍耐の必要性
魔法の槌(つち)ミョルニルを操る、雷神トールを表す。
トールはその実直さや豪快さで、裏表の有るオーディンよりも北欧の人々の愛された神。
キリスト教が伝播した頃、十字架をひっくりかえすと、トールの槌になるペンダントも作られていたとか。
カテゴリー:トール神
力

ウル、ウルズ
(力)
野牛、強さ、男性的、にわか雨、試練、健康、新しい始まり
シンボルは野牛の角。
野牛の荒々しさと、角の外見から男性、内見から女性を表す。
人間の生命力の象徴である。
カテゴリー:力
フレイ神

フェオ、フェフ
(フレイ神)
手に入れる、滋養、家畜、富、財産
目標達成、繁栄、満足
豊穣の神、フレイを表すルーン。
現実的な幸福、つまり金銭や物質の所有を示すが、それに捕らわれてばかりではいけないという戒めも含まれている。
カテゴリー:フレイ神
北欧神話の知識を得る
北欧神話は、古代ゲルマンの人々によって語り継がれた、神々の物語です。
万物の王と呼ばれながら、裏切りと虚偽の神であるオーディンを中心に、
雷神トール、美の女神フレイア、光の神バルドル......そして、邪神ロキ。
世界に君臨する神でありながら、常に滅びを背負ったアース神族たち。
宇宙樹ユグドラジルは根を龍ニーズヘッグにかじられ、海は海蛇ヨルムンガンドによって荒れ狂う。
そして、巨人族との戦いの末の神々の黄昏(ラグナレク)。
これほど退廃的で、破滅を意識した神話は、他に例を見ません。
滅びの後には、新たな再生があるのですが、滅びたものはかえってはきません。
この神話は、エッダと呼ばれる散文詩に詳しく書かれています。
スノリという詩人がまとめたことにより、世界に知られるようになりました。
日本でも、様々に訳されているので、一読をお勧めします。
それでは、この神話に登場する神々を、簡単に紹介します。
| オーディン | 神々の父、万物の王。 知識を得る為に、片目を犠牲にした為、帽子を目深にかぶった老人として描かれる。 |
| フリッグ | 貞節と家事を司る女神。オーディンの妻。 結婚の守護神。のちにフレイアと混同視される。 |
| フレイア | フレイと双子であり、滅び去ったヴァナ神族の末裔。 戦いの乙女、ヴァルキュリアのリーダーでもある。 |
| フレイ | フレイアの兄。アルフヘイム(妖精界)の王。 豊穣と繁殖を司る。 |
| トール | 魔法の槌ミョルニルを持つ、気の荒い神。 しかし、実直で素朴な性格から、オーディンと並ぶ信仰の対象とされた。 |
| テュール | 戦いと正義の神。 フェンリス狼を捕らえる為に、片手を失う。 元は北欧の天空神。オーディンの息子とも、兄弟とも言われる。 |
| バルドル | 神々のうちで、もっとも愛された、光の神。 純粋にして、無垢なる神。 ロキの計略によって、命を落とす。 |
| ノルン | 運命を司る三人の女神。 過去(ウルド)が紡ぎ 現在(ヴェルザンディ)が織り 未来(スクルド)が切る 三人をまとめて呼ぶ時は、ノルニル |
| ロキ | 北欧神話のトリックスター。 頭の回転が早く、神々の為に様々な利益をもたらすが、いたずら好きで、災いも引きよせる。 巨人族の出身だが、金の髪を持つ美しい男。 |
| フェンリル | ロキの息子である狼。 続けて呼ぶ時は、フェンリス狼と呼ぶ。 どんどん成長し、危険を感じた神々が、小人が作った魔法の糸によって捕らえる。 ラグナレクを迎えた際、解き放たれて、最後には太陽と月も飲み込んだ。 |
| ヨルムンガンド | ロキの息子。 ミッドガルド(中央の国。人間界のこと)蛇と呼ばれる。 海にひそみ、世界をぐるりと抱え込んでいる。 |
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カテゴリー:北欧神話
ルーンの石占いの知識を得る
ルーンの石占いは、石、板、枝などを使って行われたようです。
タロットカードのように、上下の意味を考える新しい占いもありますが、
石を取り出して、その一つ一つの表す意味を読み取るのが一般的。
ルーン石占いセット(笑)も売っているようですが、元々、手元にある石を利用して始められたもの。
河原に行き、気に入った物を探してきて、自分だけのルーン石を作ってみるのもいいのでは。
占いの仕方
1.丸い小さな石に、ルーン文字を一文字ずつ記入する。
(何も書かない「ブランク」石を加えて25個)
2.広げた布、または袋の中でルーン石を混ぜ、3つを選ぶ。
3.最初の石は過去(ウルド)
二つ目は現在(ヴェルザンディ)
三つ目は未来(スクルド)を表すと言われます。
ルーン石(文字)一つ一つの意味は、前記事の通り。
ご自分で判断してみてください。
(タロットに慣れている方なら、分かりやすいですね)
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カテゴリー:占い
どのようにして、ルーン文字を人間が得たのか
ルーン文字。
ファンタジーものに興味のある人なら、ほとんどの人が耳にしたことがあるのでは。
登場人物の僧侶や魔法使いが、不可思議な技を現すときに紡がれる、古代の言葉。
魔術に使う奇妙な文字や記号まで、最近はルーンと呼ばれる
(ルーンには、魔法や秘密といった意味があるので、間違いではないのですが)
ようですが、ルーン文字は元々、ゲルマン人の間で使われていた一種のアルファベットでした。
北欧を中心に、グリーンランドから黒海にまで広がって、3〜14世紀まで使われていました。
この文字の誕生は、北欧神話に語られています。
* * *
神々の王であるオーディン神が、9夜*1の間、宇宙樹ユグドラシルに逆さまにぶら下がり*2ながら己に祈祷し*3、獲得したものだと。
古エッダでは、次のように語られます。
「私は、風の吹きさらす樹に−−−
9夜の間、槍に貫かれながら、私自身に我が身を捧げて*2、誰もどんな根から生えているか知らぬ樹に釣りか下がったこと*3を覚えている。
私はパンも角杯も恵んでもらえず、下を伺った。
私はルーン文字を見つけ、うめきながら読み取り、下へ落ちた」
* * *
このようにして会得したルーンを、オーディンが人間にもたらしたものだとされています。
ルーン文字は、一つ一つが意味を持っており、元々言葉として書き記すものではなかったようです。
記号として、護符として、一文字を正しい場所に記せば、魔法の力を発揮したといいます。
たとえば、戦士は「勝利のルーン」であるティウを剣に刻みました。
このルーンは、戦いや正義の神であるテュールを表すもので、
戦いの場で力を与えるものとされていたからです。
それでも、北欧のあちこちに残るルーン文字の刻まれた石碑には、不可思議な魅力が残っているようです。
未だ、解読できないものも多い、謎の文字。
その意味を解き明かすのは、貴方かもしれません。
*1・・・9は北欧では神聖な数とされ、物語や神話によく登場します。
*2・・・タロットカードの「吊られた男」を思い出されるような場面。実際、北欧風のタロットでは、オーディンのこのシーンが描かれます。
*3・・・自分がすでに天界一の神であった為、祈る対象が自分しかいなかったためとされます。
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カテゴリー:歴史
ルーン文字の知識
ルーン文字は、紀元前300年頃からあったとされますが、正確な起源は不明です。
主な説は、二つあります。
一つは北欧の人々が、文字以前から使用していた魔術的な記号。
もう一つは彼らがどこかで接触したローマ文字のアルファベットからの借用であろうと。
(ケンはC、ラドはR、イスはIに酷似しています)
ルーン文字は、最初の6文字を取って、FUTHARKとかFUTHORK(どちらもフウスアルクと発音)と呼ばれています。
長い年月を経て、異体字もたくさんあり、読み方や意味も様々に解釈されています。
一口にルーン文字のフウスアルク(アルファベット)といっても、どれが正しいというわけにはいきません。
このページでは、かなり有名な一部分。そして、色々な説から、特に信憑性の高いものを選んだつもりです。
ファンタジー世界の物語を読む際に、ちょっと開いて楽しんでみてはいかがでしょうか。
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カテゴリー:意味